12月30日、31日は選挙活動はやめ、正月準備と休息の束の間のホットできた時でした。
それでも大晦日31日の夜7時ちょっと過ぎ一本の電話を携帯にもらいました。東京からでした。電話をくれたのは小学校、中学、高校で一年下だった樋浦憲次(ひょっとしたら「じ」の字が違っているかもしれません。ごめんなさい)さんからでした。電話は弥彦村に住んでいる友達に私のことを応援してくれるよう頼んでいるときに、気になることを耳にしたので注意するようにとの内容でした。それは、「豊彦は合併推進論者で当選後は合併に動くと聞いた。自分は弥彦の名前が大好きなのでこの名前が消えるような合併推進者には応援できない」というものでした。私は「弥彦村はこのまま存続した方が村民の幸せにつながる。ただそのためには、独立路線でやっていける財政の裏付けがなければ自主路線を維持できない。だから、独立路線を支える財政力を作るため木質バイオマス発電建設などハードルの高い公約をあえて打ち上げたのです」と言い続けてきました。とよひこ後援会のたよりにも書きました。しかし、まだまだ村民の皆さんにわかってもらえなかったようです。「1期4年で辞めるような人を支持することはできない」との非難も直接村民の方からお聞きしました。私の打ち上げた公約は1期4年でできるような簡単なものではありません。私は約束したことを途中で投げ出すような無責任な男ではありません。それは、私の小学校、中学、高校の同級生に聞いてもらえばよくわかります。
こうした誤解、非難は選挙戦である限り最後までなくなることはないのでしょう。それだけに、残念です。公開討論会がなくなったことが。公開討論会ならどんな人でも意見を聞きに来てもらえることができたからです。私が本当に合併論者なのか、1期4年で村政を投げ出せる無責任などうしようもない人間なのか、直接目で見て、耳で確かめてもらえることができたからです。
ひょっとすると今回の公開討論会拒否は、私の立場を明確にさせたくないための深謀遠慮の選挙戦術だったのではーーー。でも村長は行政のトップである前に政治家なのです。政治家が直接選挙民に語りかける機会を回避するのはやっぱりおかしいと思います。とにかく投票日まで3週間切りました。頑張るしかありません。樋浦さん電話ありがとうございました。