6日付の三條新聞を読んでびっくりしました。5日の仕事始めの首長の年頭の挨拶が乗っていたのですが、ビックリしたのは弥彦村の大谷村長の挨拶でした。「昨年12月に水道管が破裂した際の職員の対応に対して村民から称賛の声が寄せられたことを紹介し、--」とのくだりです。確かに職員は上からの指示で断水した家庭全部にペットボトル2本を配り明け方までかかったと聞いています。ただ、何の説明チラシもなく玄関先においてあったため、不振に思い手を付けなかった家がかなりあったようです。私の周囲では少なくとも職員への同情の声はあったものの、称賛の声はありませんでした。その後配布された1月号の「広報やひこ」に事故のお詫び、説明、今後の対策等の言及があるかどうか気を付けてみましたが、何も載っていませんでした。村民への迷惑をかけたお詫びが当局から一言もなく、対応に称賛の声があったというお詫び無視の年頭の村長の発言は、どういう考えから出てきたのか理解できません。村民のことを本当に思う村政なら、一言の説明、お詫びもなく村民から褒められたというような発言は出てくるのでしょうか。それとも本当に称賛の声だけでしたという報告だけ耳に届いているのでしょうか。