「競輪事業について」    三條新聞より

競輪事業の経費リストラ  弥彦の“ボロ”ぶりにため息

…競輪事業では経営改善調査業務(個別外部監査)が議会で否決されていますが、今後,競輪事業の経営全体にわたるリストラについてどのように考えますか。

村長 これまで二十数場の競輪場に挨拶に行ったが、そのときに所長や幹部と話して感じることは二つ。一つは弥彦競輪場はボロ。他の競輪場に行くとため息が出る。なんとかしたいという思いが強い。

 もう一つは経費節減が話題になる。一番すごいのは茨城県の取手競輪場。貴賓席の応接セットは廃棄されるものをタダでもらってきたもので、イスは四脚バラバラでもらってきたもの。入り口も三つあったら一つにするなど徹底的に節約している。そうやって二億円、一億五千万円と繰り出している。弥彦の今の職員は一生懸命やってくれているが、他の競輪場と比べたら全く足りない。まだ雑巾を絞ればジャージャーと水が出る。外部監査も議会に出さないと外部監査をやらなくてもできると思われるので、毎回これからも議会に出し続ける。 

ミッドナイト競輪 一日平均売り上げ1.5億円 FⅡ開催 一日平均赤字3000万円

…ミッドナイト競輪が好成績を収めていますが、どのように評価しますか。来年度のミッドナイト競輪開催はどうなりますか。

村長 一日平均一億五千万円のミッドナイト競輪の売り上げと、一日平均三千万円の赤字を出すFⅡ開催をプラスに変えて、六千万の円の収支改善。職員には感謝している。一般会計への繰り出し金当初予算では五千万円だったが、実績がいいので二千万円を上積みして七千万円を繰り出す。

 二十九年度までミッドナイト競輪は一日一場開催であったが、希望する競輪場が多いので三十年度から二場開催になる。ただ一日は必ず単独開催で調整すると聞いている。一日一億五千万円の売り上げは出ないが、ミッドナイト競輪による収支改善は大きい。村財政への貢献も間違いないので、来年度は少なくと日数は前年度並み。売り上げは目減りするのを覚悟しなければならない。

…ナイター競輪、モーニング競輪の計画はありますか。

村長 全国のみなさんと話をすると、ミッドナイトの設備を作ったならナイターもやったらどうかといわれる。 FⅡの赤字改善は魅力的だが、今年度、ミッドナイトをやって三十年度にできるかというとできない。地元との競技もあるので、三十一年度からやれればやりたいと思うし、ミッドナイト競輪、ナイター競輪が実施できれば、個人的な考えとしてあと十年くらいは持つと考えている。

…寬仁親王牌の弥彦開催の見通しはどうですか。

村長 全国競輪施行者協議会とJKA、選手会で施設、交通などで点数を決めている。弥彦は日本で一番ボロに近いので施設はまずダメ。交通の便も良くない。非常に厳しいとわかっているが、五年に一回はお願いしたいと、これからも言い続けるつもり。